Raspberry PiのIPアドレスを固定

Raspberry Piを再起動した際に、IPアドレスが変更される場合があります。これはDHCPを利用しているので、IPアドレスが自動的に割り当てられるからです。特別な設定が必要なく便利な反面、PCからRaspberry Piに個別にアクセスする面では不都合です。

IPアドレスを固定するには、/etc/dhcpcd.confに次の命令を追記します。

interface wlan0
static ip_address=***.***.***.***/24
static routers=***.***.***.***
static domain_name_servers=***.***.***.***

設定を反映するためにRaspberry Piを再起動します。

$ sudo reboot

再起動したらIPアドレスを調べるには次のコマンドを打ちます。

$ ip a
.
.
.
2: wlan0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
    link/ether **:**:**:**:**:** brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 192.168.0.***/24 brd 192.168.0.255 scope global noprefixroute wlan0
       valid_lft forever preferred_lft forever
.
.
.

inet 192.168.0.***/24の箇所が固定したIPアドレスになっていれば完了です。

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この記事を書いた人

大学で機械工学を学んだ後、製造業で働く40代の会社員です。
IT系、電気系を学んでこなかった機械系人間が、ゲーム制作、電子工作に奮闘してます。
極力低コストでものづくりを楽しむのがモットー。

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