ソーホースブラケットを使った作業台をDIY

DIYを始めたら作業台が欲しいですよね?でも、作業台を置くスペースなんて家にはない・・・

そんな悩みを解決するのがソーホースブラケットを使った作業台。必要ないときは、いつでも簡単に作業台を片付けることが出来ます。

今回、ソーホースブラケットを使った作業台の作り方を解説します。

目次

準備したもの

  • 2×4材 750mm × 8
  • 2×4材 600mm × 2
  • コンパネ 1200mm × 600mm × 12mm
  • FULTON ソーホースブラケット MODEL 400 (2個入り) × 2
  • ステンレススリムビス 太さ 3.3mm 長さ35mm

ソーホースブラケットの仕様

ソーホースブラケットってどんなもの?

脚となる2×4材を差し込み、台木となる2×4材を挟み込むだけで簡単にソーホース(木挽き台)を製作できるものです。

アメリカのFulton社が製造しているソーホースブラケットをホームセンターやAmazonで入手することが出来ます。

▼FULTON ソーホースブラケット MODEL 400

このソーホースブラケットですが、Fulton社のホームページを確認しても重さと耐荷重以外、情報は書かれていません。

▼Fulton社のホームページより

重さ0.936kg (2.08lbs)
耐荷重135kg (300lbs)

金甚さんのホームページに詳しい仕様が書かれていましたので、こちらを参照して下さい。

作業台の高さ計算

作業台の高さってどれぐらいが適正なの?

高さが決まっても脚となる2×4材ってどのくらいの長さにすればいいの?

作業しやすい作業台の高さは身長によって異なります。目安としては、家庭のキッチン台から作業しやすい高さを自分で決めればよいと思います。私のキッチン台高さは850mmでしたが、もう少し低い方が作業がしやすいと思ってソーホースの高さは837mmにしました。これは立った状態から手の平を下に向けて下ろしたときの地面からの高さです。これぐらいの高さが一般的に丁度よい高さではないでしょうか。

作業台の脚となる2×4材の長さ計算

金甚さんのホームページによると作業台の高さは2×4材の長さ×75mmとなります。よって、2×4材の長さは837mm(作業台高さ) – 12mm(コンパネ板厚) – 75mm = 750mmになります。

作業台脚となる2×4材の塗装

今回製作の作業台は屋外で使う前提ですので、防腐塗装しました。なるべく予算を抑えたかったのでホームセンターで購入した安い塗料を使用しています。

あまりオシャレ度が高い色ではありません。デザインを気にする方はお勧めしません。

2×4材をソーホースブラケットへ差し込みビスで固定する

組み立ては簡単です。ソーホースブラケットに2×4材を差し込み、ビスで固定するだけです。表裏で計8つの穴が開いているので、インパクトドライバーでビスを締めていきます。

天板を載せて完成

▼作業台の土台となる2×4材を挟み込み、天板を載せました。

作業台高さは832mmでした。設計値は837mmでしたので誤差-5mm。許容範囲内です。

必要なときに作業台を設置し、必要ないときはいつでも簡単に作業台を片付けることが出来ます。例え敷地が狭くてもDIYを楽しむことが出来るのではないでしょうか?是非皆さんもソーホースブラケットを使って作業台を製作してみて下さい。

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この記事を書いた人

大学で機械工学を学んだ後、製造業で働く40代の会社員です。
IT系、電気系を学んでこなかった機械系人間が、ゲーム制作、電子工作に奮闘してます。
極力低コストでものづくりを楽しむのがモットー。

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